思い描いたひとつの思いが実現しました
11月14日土曜日、18時9分、東京タワーがオレンジリボンカラーで児童虐待根絶を訴え、被虐待の子供たちにエール
もともと僕が児童養護施設をやっていると言うのもありますが、児童虐待相談件数は港区45%増加、全国20%増加などますます深刻、児童虐待根絶の啓発活動をやりたいと思っていたところ、
ある日、東京タワーのふもとを歩いていたら、突然、そのチラシのような光景が頭に浮かび、そして、同時に、このベタなタイトルが浮かんだのです
『ストップ児童虐待!東京タワーオレンジリボン大作戦』
児童虐待根絶の啓蒙の要は2つ
オレンジリボン運動
2004年、栃木県で3歳と4歳になる二人の愛らしい兄弟が、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件を機にこの活動は始まりました。子供たちの虐待を地域で気付く、子供たちの未来を見守るために。
社会全体で児童虐待根絶を願うオレンジリボン活動を知る人は6%に満たないという調査もあります。
児童虐待対応ダイヤル189
平成27年から厚生労働省によって始まった189番は、虐待かな?と思ってかければ地域の児童相談所につながるものですが、認知率が1割程度と言う民間の調査結果もあります。この番号を地域の人が知っていれば見過ごさないで済んだ命があるのです
この二つを同時に全国啓蒙しました
点灯式の様子
『STOP児童虐待!東京タワーオレンジリボン大作戦』点灯式
◎開会の言葉
ライオンズクラブ国際協会 330-A 地区ガバナー 進藤 義雄
◎共催団体挨拶
港区長 武井 雅昭 様
◎特別協力団体ご挨拶
(株)TOKYO TOWER 代表取締役 前田 伸様
◎共催団体講話
認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク 理事長 吉田 恒雄様
◎後援団体ご挨拶
東京都知事 小池百合子様
◎点灯
カウントダウンプレゼンター
土屋 炎伽さん(2019ミスジャパン)
◎閉会の言葉
「ストップ児童虐待!東京タワーオレンジリボン大作戦」実行委員長(GST社会福祉・障がい者支援委員会 委員長)
池田幸司
追伸
毎年、オレンジリボン活動を推進する児童虐待防止全国ネットワークは「子供の虐待死を悼み命を称える市民集会」を開催しています。
この会では冒頭、虐待によって亡くなった子供達の名前が読み上げられます。
平成29年度は心中13人を含む65人の子供たちが虐待で死亡いたしました。
その名前を読み上げるのにどれだけの時間がかかるでしょうか?
コロナ禍である時代の混迷期においては弱者がさらに影に隠れます。ステイホームで家庭での虐待リスクが高まっている本年、皆様も広く周知し、オレンジリボンと189番の存在を知らしめてください。