2019年3月12日 区議会の卒業式?

港区議会最終日 議長挨拶

本日、2月半ばから続いた議会最終日、新しいの時代を開く様々なことが決まりました
頭に叩き込み最後にこのような挨拶

動画下記アドレス、1時間20分経ったところから
https://gikai2.city.minato.tokyo.jp/g07_Video_View.asp?SrchID=1993


一部略

特段の事情がない限り、本日をもって区議会18期最終の定例会本会議になります
一言ご挨拶申し上げます
まず私を議長といたしましてご理解とご協力をいただき、港区としての品格を保ち、活発な議論のもと、円滑な議会運営ができましたことに、七戸副議長はじめ各会派の幹事長、議員の皆様、武井区長はじめ理事者の皆様、職員の皆様、区議会事務局の皆様、区民の皆様に心より感謝と御礼を申し上げます

私たちは4年前、区議会18期の議員として、区民の信託という重い責任を措い、この場所に集いました
以来4年間、4度の予算を議決する中、港区の人口は毎年4千人を超える1万6千人以上の人口増を果たし、新しい命も1万人以上生まれました
われわれは持てる力を結集し、港区の発展に寄与して参りました
そしてその活況の影にある、様々な物事にも、我々は気付き、知恵を重ね、手を差し伸べ、区民に身近な港区議会としての職責を果たして参りました
この4年間、皆様と共に活動できました事は私にとりましても誇りであります

さて、次の4年間も、港区の人口は増え続けます
5月から新たな元号も始まります
新駅誕生、ラグビワールドカップ、オリンピックパラリンピックでは世界中の人々で賑わい、日本を先導する大規模再開発など、港区はさらに活況を呈するでしょう
しかしながら、区民の心の豊かさはまちの活況に比例するわけではありません、区民サービスを充足するスペースの確保もさらに困難になるでしょう、区民サービスの質の確保、後期高齢者、一人暮らし高齢者の増加、必ずやってくる大規模災害、増え続ける子育ての悩み、児童虐待、活況の中に多くの課題を抱える中で、次の港区議会は生活者の都心を築いていかなくてはなりません、すべてこの場所で決めていくこととなります

港区の小中学生がこの場所に見学に来ると私はこのような話しをいたします
この場所は港区にとって一番厳粛で特別な場所です
港区の大事な事はすべてこの場所で決められます
すべての区民の皆様がこの場所とつながっているのです
皆さんも、生まれた瞬間からこの場所とつながっています
皆さんが座っている場所がそうなのです
と言うと、子供たちの背筋がピンと伸びるのがわかりました
実際、港区にとってこの場所ほど厳粛で特別な場所はありません
再選を目指す皆様、いちどゼロとなり、改めて区民の皆様の負託を得て、この場所でお会い致し、再び港区が抱える多くの課題に取り組んでいければと思います

次の時代の港区が目指すべきは、活況を超える幸せ、心豊かな生活者の都心だと、私は思います。まず区民が幸せでなくては都心港区の発展はあり得ません
どうぞ、皆さん、お元気で!何卒ご自愛ください!